万博期間中に1日で最大22万人の利用者が想定される大阪環状線の弁天町駅でJR西日本の職員の1日に密着。弁天町駅は万博会場へと乗り入れる大阪メトロへの乗換駅となっている。弁天町駅で改札総括を担当する平石誉さんは万博によって増えた外国人観光客に対応するべく、翻訳機を使いながら駅周辺も案内できるよう準備している。また常にダイヤの乱れをチェックし、運行の問い合わせに即座に対応できるようにしている。駅員は基本的に24時間勤務のため、1時間の休憩を複数回取りながら業務にあたっている。万博からの帰宅客が増える夜になると、母親とはぐれたという中国人の子どもを保護。母親を待つ間の子どものケアも平石さんの仕事。