米国・オースティン国防長官は3日、シンガポールで記者団に対し、在日米国軍司令部トップの司令官の階級を「中将」から「大将」に格上げすることについて「評価を進めている」と述べ、検討していることを明らかにした。日本が自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」を設置して、トップに「統合作戦司令官」を置くことに伴い、米国軍としても作戦指揮の権限を持った司令官を日本に配置し、指揮統制の連携強化を図る狙いがあるとみられる。日米両政府は4月に行われた首脳会談で、指揮統制の枠組みの見直しで合意している。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.