ユーロ圏の4月から6月のGDPは、前の3か月と比べた実質の伸び率が年率換算でプラス0.4%だった。国別では、ドイツがマイナス0.1%、フランスがプラス0.3%などとなった。アメリカの4月から6月のGDPは、前の3か月と比べた実質の伸び率が年率換算でプラス3.0%だった。個人消費は、プラス1.4%で、前期から加速している。これを受け、トランプ大統領は、パウエル議長に改めて金利の引き下げを迫った。市場では、FRBの利下げが遠のいたという予想から、円相場は149円台半ばまで値下がりしている。ダウ平均株価は170ドルあまりの値下がり、ナスダックは小幅ながら上昇した。