現在、選挙を左右する激戦州の情勢はトランプ氏がハリス氏をわずかにリードする状況。少しのミスも許されない最終盤である言葉をめぐって両陣営が非難の応酬を繰り広げている。きっかけはトランプ氏の集会に登場したコメディアンの発言。プエルトリコを“ごみの島”と表現したことにそのルーツを持つ人たちが猛反発。実はプエルトリコを含むヒスパニック系の人々は米国の有権者のおよそ15%を占め選挙戦を左右する存在。その状況でハリス氏支持を訴える多くの人たちが激戦州ペンシルベニアで攻勢に出る。さらにハリス氏の集会には世界的歌手のジェニファーロペスさんも登場。トランプ氏はコメディアンを知らないと弁明し火消しに追われる事態に。一方、ハリス氏の陣営でも今度はバイデン大統領がトランプ氏の支持者をごみと表現。早速トランプ氏がバイデン氏の発言を逆手に猛反撃。急きょごみ収集車からの会見を行った。専門家は今回の状況は選挙後に大きな禍根を残したある大統領選に似ていると指摘している。