王室にとって肖像画とは…権力、富、若さ、強さ、そして最終的にその名前を誇示する独特の手段で後世まで引き継ぐためのもの。チャールズ国王の肖像画が赤い理由「近衛兵にインスパイアされた」、「初期の実験段階でこの色絵を使った。それから顔を描いたところ顔と背景が見事にマッチした」、「均一に力強い色を使うことで肖像画というジャンルに大胆で現代的な衝撃を吹き込んだ」。一緒に描かれているチョウについて「アイデアを出したのはチャールズ国王」、「チョウは芸術の歴史において生まれ変わりの象徴。即位したばかりの国王にふさわしい」、「環境問題に力を入れていることも表現している」。作者の覚悟「この肖像画が反逆的だとみなされ首を落とされたとしてもそれは肖像画らしい死に方だ」。中野さんは「してやったりという感じでしょうね。作者からしたら。非常に現代的な表現だなと思います」などと話した。