先月、ジョージア州・モアハウス大学でバイデン大統領に対するデモが行われ約150人の若者らがイスラエルを軍事支援していることに抗議した。卒業式で演説したバイデン大統領は若者たちへ理解を示す姿勢をアピールした。黒人の若者の間でバイデン大統領への反発が強まっていることは世論調査からも明らかになっている。黒人有権者の親世代もバイデン大統領を積極的には支持していない。黒人の若者たちの支持が離れていく状況に危機感を募らせるのが地元の民主党員。その会合では外交政策ではなく地元の課題に焦点をあてて活動していくことにした。一方、トランプ氏も黒人の若者たちの票の取り込みを図っている。