みずほ証券・大橋英敏の解説。アメリカ大統領選をめぐる情勢は7月に大きく変化。いろいろ総合的に考えるとまだトランプ氏が若干リードしている。世界的に見るとまだトランプ氏再選シナリオ、トランプ2.0と言っているがこれにおいて金融市場がどういうふうに変化するかということが注目材料。トランプ2.0というのは米ドル高、米金利上昇、あとは米株高と考えられる傾向がある。グラフ:トランプ1.0とドルを紹介。前回のトランプ政権時の財政状況について。減税をしていたので確かに収入は伸び悩んでいるというふうに見えるが支出側も17年から19年にすごい上がっているかというと全然そういう感じではない。アメリカ共和党の選挙綱領を紹介。これから民主党の綱領も出てくるので本格的な議論になっていく。最終的には無党派層をどう取り込んでいくかというのが大事なので若干主張が変わる。それが金融市場にどう影響するかというところは注目材料。