今日未明に行われたスケートボード男子ストリート決勝。奇跡の大逆転で連覇を果たしたのは、堀米雄斗・25歳。東京オリンピックで金メダルを獲得した堀米だが、今回のパリ出場をかけた予選では大苦戦。先月の最終予選で優勝し、大逆転でパリへの切符を獲得していた。そして迎えたパリオリンピック。前半のランを終え4位の堀米。後半のトリックは5本のうち得点が高い2本が加算される。いきなり高得点の94.16をたたき出し、3位につける。しかしその後3連続で失敗。その直後、米国のイートンがこの時点での最高となる95.25をたたき出し、1位に立つ。ラスト1本、金メダルを取るのには96.99以上が必要。「逆転の堀米」が、その真骨頂を見せた。