いちごの生産量が日本一でいちご王国を掲げている栃木県。いちごを活用して新たな特産品を作ろうという取り組みが宇都宮市の浄水場で始まっている。ストロベリーサーモンと名付けられたこの魚は、元々は県がニジマスを改良して開発した「ヤシオマス」。普通のヤシオマスではなく、餌にいちごジュースを混ぜて天日干ししてから与えている。浄水場でのヤシオマスの養殖は2年前の1月から始まった。宇都宮市の一部の水道水はきれいな地下水を水源にしていることをPRするのが目的だった。地下水であることから、水温は年間通して15℃前後と一定のため、ヤシオマスはストレスなく育つという。ただもう1つアピールポイントが欲しいと、特産のいちごを食べさせることを思いついたという。2年前に15cm程だったストロベリーサーモンは3キロに成長。今年度初めてふるさと納税の返礼品として出荷できるまでになった。将来的には市内の飲食店等で市民らに食べてもらい、宇都宮の水道水への理解も深めてほしいという。
