羊蹄山の麓にあるニセコ町は世界有数のリゾート地として国内外から多くの観光客が訪れている。きょう施行された改正景観条例は高さが10mを超える大規模な建物などを開発する場合、事業者に構想段階から住民と意見交換の場を設けることを義務づけている。小規模開発でも景観保護などのために地区で建物などの基準を作る場合は町が支援することも盛り込まれている。ニセコ町を含む一帯のエリアでは高級ホテルなどの開発が続く一方、違法な森林伐採などを懸念する声も上がるなど景観の保護と開発の両立が課題となっている。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.