フジテレビの親会社は今年3月までの1年間の最終利益が98億円となり、前の年より7割以上減少するとの見通しを示した。フジ・メディア・ホールディングスは今年3月までの通期決算の見通しを発表し、最終利益は前の年より約74%減って、98億円になると明らかにした。一連の騒動でCM放映を見合わせる動きが広がり、フジテレビは広告収入の見通しを233億円下方修正していて、清水社長はフジテレビ単体では最終赤字になると説明している。また、あわせてフジテレビの親会社は、今月中にも社長直轄の「フジテレビ再生チーム」を設置すると発表した。次の世代を担う社員を中心に、経営戦略など喫緊の課題に取り組むとしている。