欧米の買収ファンド会社が日本企業への巨額投資に乗り出す。米国のベインキャピタルは、今後5年で5兆円と直近5年のおよそ2倍の投資計画を明らかにした。米国のブラックストーンも不動産を含め3年で1.5兆円の投入を目指す。ヨーロッパの大手投資会社CVCキャピタルパートナーズは、2月にアジアを投資先とする68億ドルのファンドを立ち上げ、資金の20%程度を日本への投資に振り向ける計画。収益環境の厳しい欧米より、高いリターンの見通しや円安基調など好条件にあるとの認識を強めている。(日経電子版)
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