FRBのパウエル議長は1日、トランプ関税がなければ既に追加利下げを行っていたとの見方を示した。パウエル議長はポルトガルで開かれたECB中央銀行の討論会で引き続き関税の影響を注視する姿勢を強調し、インフレが夏にかけて加速する可能性があるとの見通しを示した。其の上で今月29日と30日に開かれるFMOCで利下げを決定するのは時期尚早かどうかとの質問に対し「データ次第なため答えられない」としつつも「どの会合も選択肢から除外しない」として利下げを踏み切る可能性を否定しなかった。
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