経済産業省が主導する生成AI開発プロジェクト「GENIAC」。すでに支援を受けている事業者が開発状況を披露していた。経済産業省はプリファードエレメンツをはじめ5つの企業と2つの機関を開発事業者として採択しグーグルのスパコンを安く利用できるよう補助金で支援している。こうした中、経済産業省が開発事業者を新たに3社追加する方針を固めたことがテレビ東京の取材で分かった。その一つが富士通。ナレッジグラフと呼ばれるデータの整理に強みを持つ技術を活用して高精度な生成AIを開発する計画。そのほか東大発のスタートアップ、ELYZAやKotoba Technologiesも新たに開発事業者に採択される見通し。3社に対してもマイクロソフトのスパコンを安く利用できるよう10億円を補助する方針で国産生成AIの開発をさらに活発化させるねらい。