アメリカ国務省は15日、アメリカのルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相が電話で会談したと発表。アメリカが提案したロシアとウクライナの一時停戦案をめぐっても協議したものとみられる。サウジアラビアで先月開かれた協議を踏まえ、ロシアとウクライナの戦争終結に向けた和平交渉の「次の段階」について意見交換したという。両者は2国間の意思疎通再開への取り組みを継続することで一致した。アメリカのウィットコフ中東担当特使は、16日尾CNNテレビのインタビューで、アメリカ・トランプ大統領とロシアのプーチン大統領が今週にも電話会談するとの見通しを示した。アメリカが提示した一時停戦案は、ロシアが受け入れに否定的だったが、ロシアが侵攻を続けるウクライナの停戦について協議するものとみられる。