きょう都内で今年の世相を表す言葉、現代用語の基礎知識2024・「新語流行語大賞」年間大賞が発表された。年間大賞にはTBSドラマ「不適切にもほどがある」の略称「ふてほど」が選ばれた。ドラマは1986年から2024年にタイムスリップした昭和の体育教師が、令和のコンプラ社会に放り込まれる物語。時代や世代のギャップを映し出す一方、時代を越えても変わらぬ思いが多くの共感を呼んだ。トップテンには「裏金問題」「界隈」「Bling−Bang−Bang−Born」「初老ジャパン」「ホワイト案件」「新紙幣」「名言が残せなかった」「50−50」「もうええでしょう」が発表された。パリオリンピック女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手は記者会見で残した言葉「名言が残せなかった」がランクイン。オリンピックにまつわる言葉としては、92年ぶり銅メダルを獲得した総合馬術「初老ジャパン」がランクイン。大谷翔平選手の「50−50」もランクイン。大谷選手は世界一に輝き、自身3度目のMVPも受賞。来年は二刀流復活も期待されている。Creepy Nuts「Bling−Bang−Bang−Born」は、サビのフレーズに合わせて踊るBBBBダンスはSNSで大人気になった。若者の間で当たり前のように使われる言葉「界隈」もランクイン。本来は地理的な意味を表す言葉だったが、仲間を表す言葉として使われている。他にも闇バイトによる強盗事件の「ホワイト案件」、国会が大きく揺れた「裏金問題」もトップテン入りした。