銀行の店舗が子どもたちの居場所へと変わり、体験という資産づくりを支援。東京・板橋区に4月1日からオープンするのは、子どもたちの学びや体験を支援する施設「アトリエ・バンライITABASHI」。実は三井住友銀行の出張所の跡地。ここでは、約4000冊の本を読むことができるほか、金融教育やプログラミングなどのワークショップも行う。こども家庭庁の調査によると、全国の学童利用者数は過去最高を更新する中、待機児童数が1万7000人以上。そのうち高学年は9000人以上に上り、低学年よりもその数が多くなっており、こういった背景などから、この施設の対象は小学4年生から6年生までに。三井住友フィナンシャルグループは、子どもたちの居場所をつくり、ここで“体験という資産”を提供。施設は当面、板橋区内の一部小学校の児童が対象で、今後は体験プログラムを増やし、区内全域に広げていく。