世界でも「賢い道路」の整備は注目を集めている。中国・上海では早くも2021年の段階でこうしたセンサーやカメラの付いた道路が整備されていた。上海では去年の10月末時点で2300を超えるカメラやセンサーを設置し、287か所の交差点、230kmにわたる道路で賢い道路の利用が可能になっており国を挙げた取り組みが進んでいる。日本も高速道路のほかより交通事故のリスクが高い市街地でも実証実験が始まっている。政府は「賢い道路」路車協調の技術も使いながら来年度をめどに50か所、27年度までに100か所以上で自動運転サービスを実施する目標を掲げている。