中国軍で台湾を管轄する東部戦区は14日、台湾を取り囲む形で陸海空軍やロケット軍による軍事演習を実施すると発表した。台湾を取り囲む形での軍事演習は頼清徳総統が就任した直後の5月23日に行って以来。前回との演習の違いについて、関係者は「港湾の封鎖が追加されているほか、都市部へのアクセス制限を想定したものとみられる」。頼清徳総統は演説で「台湾は中華人民共和国に隷属しない」と改めて強調しており、今回の演習は中国と距離を置く発言を繰り返す頼清徳政権への圧力とみられる。
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