ロシアによる軍事侵攻でウクライナから避難してきている人に活躍してもらおうと自身のスキルを生かして住民向けの講座を開いてもらう取り組みが千葉市で始まった。この取り組みは千葉市国際交流協会が始めたもので、昨夜は一昨年9月にウクライナ南部ヘルソン州から娘とともに千葉市に避難したムフリギナオレナさんが講師を務めた。オレナさんはウクライナで心のケアにあたるセラピストの資格を持っていたということで「アートセラピー」を参加者に教えた。協会では「避難生活が長引くなか多くの避難者に地域とのつながりを持ってもらえるよう支援したい」としている。オレナさんは恩返しとしてストレスに対処してきた方法を伝えていきたいと話した。