野村アセットマネジメントの石黒英之は、「今日は堅調に推移するのでは。世界的にテック株を中心としたリスクオフトレードが一巡してきている。今日の日本株もテック株中心に買いが広がりそう。AIの開発が新局面に入ってきた。グーグルが開発したジェミニ3が発表され高評価を獲得したことでアルファベットの株価の評価が高まった一方で、これまでAI関連の中心と見られていたエヌビディアやソフトバンクグループが競争力低下への懸念で売られている。優位性を高める企業と競争圧力にさらされる企業の2極化が鮮明になっている。競争が激しくなるほど研究開発などへの投資が増えてAIインフラ需要はむしろ拡大していき関連銘柄を押し上げる。生成AI市場は2024年は2000億ドル程度だが2032年には9倍の1兆8000億ドルまで拡大するとみられいおり更に上振れると思っている。エヌビディア1強が終わったというのは過剰反応、今後は利益見通しに沿った形で株価を再評価する動きも出てくるのでは。AIは中長期では競争が投資を呼び込んで、投資が技術革新を加速させる構造は変わらないと考えている。今後の利益予想をもとにSOXの上値メドを試算。今後1、2年でSOXは11000ポイント超えというところが計算で導かれる。AI開発競争の加速は半導体関連株にポジティブな面が大きくその影響を受けやすい日経平均にもプラスの影響をもたらす」と解説した。
