じねんじょの収穫作業が丸森町で始まっている。丸森町は冬の時期の特産品にしようと20年ほど前から自然薯の栽培をはじめ、現在15件の農家が生産している。このうち八巻寛さんの畑では今週から本格的な収穫が始まった。自然薯は見た目がよくなるよう水平に埋めたパイプの中に種芋を入れ育てており、クワで土を掘り起こすとパイプの中から1メートルほどの長さに育った自然薯が次々姿を表した。丸森町の自然薯は粘りがつよくほのかな甘みがあるのが特徴。自然薯は農家の庭先や町内の2直売施設で販売されている他、今週末には町内の「いきいき交流センター大内」で販売イベントが開かれる。