阿部寛さん・芦田愛菜さんらが登場したのは映画「俺ではない炎上」のイベント。阿部さん演じる主人公はSNS上で殺人犯に仕立て上げられるサラリーマン。無実を訴えながら懸命に逃走する姿が描かれる。緊張感のある逃亡劇を演じたみなさんの印象的なシーンについて聞いた。阿部さんは「僕はとにかく逃げる。YouTuberに追われて逃げるシーンが有るんですが、車の廃工場に入って似てるけど、足場がない。その中で(YouTuberから)ものすごいテンションで追われるので、苦労したと同時にすごく楽しかった」と話す。一方、芦田愛菜さんは事件を独自に追跡する大学生を演じ、「なかなかあんなに感情を出すという場面はお芝居でも日常生活でもないので、頑張って叫んだなって思う」と話した。映画で描かれるのは「ネット社会の恐怖」。そこで番組ではピンポイント取材「日常生活でいま怖いものは?」。阿部さんは「カメラが怖い。きょうも(会議室などで)着替えるけど、着替えると必ず監視カメラがある。気づかないまま着替えたりするので、必ずチェックする」と話す。なにわ男子・長尾さんにはアイドルとして恐れていることがあるそうで、「むくみ。これ食べてもむくまんやろうと思って食べても意外と次の日にむくんでいたりとか」などと話した。メインキャストの1人・藤原大祐さんはドラマ「ちはやふる -めぐり-」で競技かるた強豪校の高校生役で注目され、今回は事件を追うインフルエンサーを演じている。そんな藤原さんにとっての恐怖は「ベタですが日暮れ。夕方5時とかに日が暮れる時期が来ると思うんですが、それが嫌で。暮れている方に向かって走りに行く」などと話し、阿部さんに「それは好きだからそっちに向かっているんじゃないの?」とツッコまれた。映画はきょう公開。