斎藤佑樹が愛知・名古屋市北区にある大衆浴場「長喜温泉」を取材。町の銭湯として地域住民の暮らしを守っている。お風呂の種類も豊富。女将・安藤芙美さん、孫の井上美菜さんが経営を担っている。今でも薪を燃やしてお湯を沸かす。約6年前に祖母が入院、認知症の症状が出始めた。当時専業主婦だった孫が介護をしながら銭湯の立て直しを決意。電気代や燃料費の高騰で利益はほぼゼロ。施設の老朽化やコロナ禍も重なり約3年前に閉店の危機。大逆転ポイント「ブームにのった名古屋イチ激アツサウナ!」。要望に応えて音頭を上げて最高120℃という激アツサウナ。SNSでアピールし、名古屋イチ激熱いサウナと話題に。全国からお客さんが来るようになった。銭湯は入浴料が一律。そこで物販戦略。飲み物の種類を増やし、オリジナルグッズも導入。課題の一つがお客さんの高齢化。銭湯を知ってもらうきっかけづくりにダンス動画をSNSで発信。番台からのライブ配信も日常となっている。