厚生労働省が発表した毎月勤労統計2月分の速報値によると、1人あたりのことし2月の給与は、平均28万2265円で、前年同月比で、1.8%増え、26ヶ月連続の増加となった。物価の変動を反映させた実質賃金は、物価上昇に賃金上昇が追いつかず、前年同月比で1.3%減少している。23ヶ月連続で前年同月比を下回っていて、過去最長の減少となっている。厚労省は、賃金は増えているが、物価の上昇が引き続き影響している、状況を注視するとしている。
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