今では約9割が振込で支払われている給与。キャッシュレス化が進む昨今、第3の選択肢として去年4月にデジタル給与が解禁。今年8月にPayPayに認可がおり、いよいよ実現に向けて動き出した。いち早く認可を求めたPayPayは給与を金融サービスに使ってもらい、PayPay経済圏で給与を使ってもらう世界を目指しているという。街でデジタル給与について聞くと、意見は賛成と反対に分かれた。希望者にデジタル給与を支給しているPayPayでは、普段の買い物などに使っている人が多いようだが、資産運用に回す設定にしている人、自動車ローンの引き落とし口座への自動送金をしている人もいた。