選挙ドットコムとコラボし、参院選と動画再生について伝える。今回、YouTubeにおいて各政党の直近1週間の動画再生回数を見ていく。最も多いのが自民党の約1億3790万回、2番目が参政党の約9451万回、3番手に国民民主党の約3190万回。集計方法は、政党名が動画のキーワードになっているもの。「自民党」をキーワードに含む動画再生回数ランキングで、一番上が自民党に批判的な動画が多かった。「参政党」をキーワードに含む動画再生回数ランキングでは、タイトルが過激なものもあったという。勢いを裏付けるような応援コメントが並ぶような動画もあったが、一方で憲法改正案が戦前のようだというような批判意見もあった。「国民民主党」をキーワードに含む動画再生回数ランキングでは、国民民主党が出すオフィシャルの動画再生の回数が多いというのが特徴。SNS再生回数が多い理由について、自民党は仮想敵として非難の材料にされやすいという。参政党は、神谷代表の発言がわかりやすく、マスメディア露出が増え「注目された」と話題になっているという。国民民主党は、玉木代表が数年前からライブ配信を行っていてターゲット層が明確、視聴者との双方向のやりとりが多い。都議選で話題になった再生の道は、結果的に議席獲得とはならなかった。投票きっかけは既存メディアが5~6割を占め、ネットは3~4割で、内YouTubeは1~2割り程度で投票行動に直接的に結びつくのは少ないという。選挙に関連する第三者がアップロードしているショート動画を見る際の注意点について、特にYouTubeにおいて一度見るとオススメにでてくる動画はアルゴリズムで偏りに注意。切り抜き動画は全体像が見えづらいので、違うニュアンスになっている可能性があるという。