厚生労働省が発表した2023年の人口動態統計によると、女性1人が生涯に産む子供の推定人数、合計特殊出生率は1.20になり過去最低になった。前年の値を0.06ポイント下回り、8年連続で下回った。未婚化や晩婚化が影響したとみられていて、特に東京は0.99と1を割り込んだ。生まれた子どもの数は過去最少の72万7277人で、ここから死亡数を引いた人口自然減は、過去最大の84万8659人となった。少子化と人口減少に歯止めがかからない現状が浮き彫りになった。
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