別府キャスターがお邪魔したのは近畿大学の世界の地域情勢を中心に学ぶ国際学部の授業。担当する広瀬公巳教授とともに授業を進めた。キーワードは台頭するインド、ロシアとの関係、グローバル・サウス。まずインドに対しどのようなイメージを持っているのか聞いた。またインドの外交姿勢についてアメリカをはじめとする西側なのか、ロシアなど東側なのか、学生がどちらのイメージを持っているのか聞いてみた。結果は半々だった。この質問のあと、先月現地取材をして放送した特集を見てもらった。そしてインドの外交についてなぜインドが「全方位外交」を取っているのか聞くと「西にも東にもどっちにもつかずのほうが利益を得る機会が多いから、全方位外交でロシアグループに入るかアメリカグループに入いるか決めていない。」などの意見が出た。最後に「グローバル・サウス」について。別府キャスターは「将来グローバル・サウスの国が台頭してくる。そういう意味で国際ニュースはわかりにくい面もあるし、毎日の大学生活からは直接関係ないと思うかもしれないが、国際社会がどう動いているのかなど知っとかないと生活的にも大変だと思う。世界の変化にこれからもアンテナを高く上げて世界の変化をしっかりと捕まえて欲しい」などと講演した。