歌舞伎座の劇場内に入った一行。提灯には、歌舞伎座のマークである鳳凰の丸が描かれている。客席にも同じマークがあしらわれている。1階には約890席あり、梓さんのおすすめの席は、「とちり」席。7列目から9列目の席で、芝居全体を見るのにおすすめだという。値段は、1万6000円から2万3000円ほど。座席はエリアによってグレードが決まっていて、同エリアであればどの席も同じ値段。座席は選択可能。もう一つのおすすめが、花道の近くの席。役者の表情が見える距離で、発売直後になくなるほどの人気の席。同じ演目でも、席のよって見え方が変わるため、何度も通う人もいるという。歌舞伎座では、一幕だけ見たい人向けに、一幕見席を販売している。値段は、10000円から。初心者などにおすすめだという。歌舞伎座で唯一テーブルが付いている桟敷席は、幕間に食事もできる。値段は1万7000円から2万5000円ほど。桟敷席専用の弁当もある。特別な日などにおすすめだという。