東日本大震災の被災地から中継。岩手県陸前高田市では、7万本の松が津波により1本を遺し全て流された。残された1本は「奇跡の一本松」として復興の象徴となっている。今日は日の出から多くの人が集まり、早朝から鎮魂の祈りに包まれている。宮城県南三陸町では、街の職員ら43人が犠牲になった。防災庁舎は見ていると辛いという遺族らの声を踏まえ、解体か保存かで揺れていた。去年3月、町長が保存すると表明し、7月に正式に街が管理する震災遺構となった。今後は防災の教訓を後世に伝える役目を担う。福島県・大熊町では、子どもたちが折った2025羽の折り鶴が飾られている。