アメリカと中国の貿易戦争が加速して行き場を失った中国産の野菜が日本に大量に流入し、軒並み値下がりする中、都内の中華料理店はうれしい悲鳴を上げている。東京・大田区の店舗では毎日大量に消費する中国産ニンニクの仕入れ値が1kgあたり50円値下がりした。看板メニューの「麻婆豆腐」はアクセントとして辛みがありパンチの強い中国産ニンニクを使用。なかのや店主・仲野公太さんは「国産はやはりすごく高い。値段が何倍とか違ってきてしまったりする。そういった意味ではお客様に提供しやすい。味に関しても、すぐむいたものであれば何も問題なくいいものだと思う」と話した。
