NHKのニュースサイトの「新型コロナと感染症・医療情報」のページには、約20種類の感染症について感染状況のデータや、予防・対策に関する情報を伝えている。それぞれの感染症の患者数が今増えているのか、一覧表で確認できる。RSウイルス感染症は前の週よりも感染者数が増えている。RSウイルスは主に子供が感染し、発熱や咳など風邪のような症状が出る病気だ。生後6ヶ月以内の赤ちゃんや、先天性の心臓疾患がある子供などが肺炎を起こして重症化する事がある。ページではRSウイルスのページを開くと全国の感染者数が確認できる。全国的に上昇の矢印が多くなっている。上昇を示している都道府県の一つ・奈良県では、1つの医療機関あたりの患者数が、大阪府に続いて2番目となっている。さらにRSのウイルス感染症・奈良県のページを開くと、奈良県の状況が出てきて、今年の状況は実線のグラフで、去年の状況は点線のグラフで表されている。3月以降患者数の増加が確認できる。去年は4月から5月にかけて患者数が増加していたため、これからの時期は注意が必要。奈良県医師会は予防を行うよう注意喚起を行っている。