続いて弐のブロック。曹洞宗・雲門寺(群馬県安中市)の僧侶である古渓光大は3年前、ラップをする動画(般若心経の現代語訳ラップ)で話題になった。今回は、生きるのが苦しい人への説法として、「人生は一つ一つうまくはいかないようにできている。一切皆苦という言葉がある。生きることは辛いことだが、苦しみも辛さも必ずいずれ去りゆく。目の前の壁を乗り越えようとするから辛い。諸行無常。変化は必然で、そこに大した意味などない。基本、人生は苦しい。どうせならジタバタしながら生き抜いてみてもいいんじゃないでしょうか?人間はいつか必ず死ぬが、今じゃない。生きているということが修行、あなたは十分やり抜いている」などと説いた。