アメリカで人気の賭けサイトでは「今年の大統領選挙で誰が勝つ?」について、トランプ氏が48%、バイデン氏が44%。トランプ氏が大統領に返り咲いた場合、アメリカ第一主義に回帰し、NATO加盟国により国防費を捻出するよう求めると考えられる。加えて、ウクライナへの軍事支援は停止すると明言している。一方、トランプ氏がどのような行動をとるか分からず、各国が慎重を期することで世界は安定する見方もある。貿易面では中国からの輸入品に60%超の関税を課すと表明し、米中貿易戦争の激化は必至。アメリカメディアではトランプ氏の復権に備えるべきとの論調が増えている。日本政府関係者はトランプ氏、バイデン氏のどちらが2期目を迎えてもいいよう、与野党双方とバランスよく人脈を築いておくべきと考えている。