国民民主党は参議院選挙の比例代表候補に予定していた山尾志桜里氏の公認内定を取り消すことを決めた。山尾氏は衆議院議員だった際、ガソリン代の不正計上や「無料パス」の私的使用、不倫疑惑について指摘されていた。山尾氏を国民民主党が参議院銀選挙の候補者に内定したことで党内外などから強い反発の声が出て、直近の世論調査で国民民主党の支持率が下がった要因のひとつとみられていた。山尾氏はおととい過去の問題について陳謝していが、玉木代表は内定取り消し理由について「有権者、全国の仲間、支援者から十分な理解と信頼が得られないと判断した」などと説明した。