山梨県富士吉田市で「FUJI TEXTILE WEEK 2025」が12月14日まで開催中。街全体を会場とした布をテーマにした芸術祭で、市が直面する課題解決にも挑戦している。1000年以上続く織物の産地だが、外国から安い物が入り次第に衰退。山梨県の空き家率は全国4位の20.4%。富士山が見えることで混雑する商店街にも空き店舗が目立つ。去年富士吉田市をを訪れた観光客は約570万人いたが、富士山や特定のスポットに集中して街での消費が少ないため、地域経済には貢献していないという。2021年に始まった「FUJI TEXTILE WEEK」では街に点在する空き店舗や空き家に作品を展示して、見る人に街歩きをしてもらう。富士吉田市内には長期滞在して活動するアーティストのための施設が2軒あり、今年は長期滞在経験者や現在滞在中のアーティストの参加枠を設けた。台湾出身のジャリン・リーさんは去年富士吉田市を訪れ、今回も先月14日から滞在中。「富士吉田市の歴史に魅了されました」などと語り、蔵の台所など市内にたくさんあるお気に入りの場所を紹介してくれた。山梨名物「ほうとう」を食べ、「めちゃ美味しい」と日本語で感想を語った。
