きょう全国で猛暑日地点数が史上最多となった。しかし今年一度も猛暑日になっていない、関東で一番涼しい街があるという。それが東京から約150キロ離れた茨城県北茨城市。海と山に囲まれた自然豊かなまちに4万人が暮らしている。この日の気温も正午の時点で25℃。県内の別の場所から来たという海水浴客は地元では体験できない涼しさに感動していた。揚げ物を大量に扱う「久利山精肉店」では、この涼しさをフル活用。店のドアを開放し、クーラー代わりにしている。
今月30℃以上の真夏日日数を比較しても東京都心が25日に対して北茨城市は11日と半分以下。35℃以上の猛暑日に関しては一度も記録していない。東洋経済新報社がまとめた「涼しい市区ランキング」でも北茨城市が堂々1位となった。北茨城市商工観光課の野口郁主任は「風がかなり吹き抜ける地域で山も起伏が激しくないので、吹き抜けて平均して気温が下がっている」と説明した。さらに野口主任がおすすめだという山側にある“ひんやりスポット”である花園神社は街中よりも約2℃、気温が低いという。汗を流さず神社にお参りできるのも魅力の一つだ。この“涼しさ”という魅力にひかれて今月、岐阜県から北茨城市に移住した田中彰さんは「今までは夏は暑くて嫌だなって気持ちが強かった。北茨城市が涼しくて夏も快適。前ほど暑さが憂うつじゃなくなりそう」と話していた。
今月30℃以上の真夏日日数を比較しても東京都心が25日に対して北茨城市は11日と半分以下。35℃以上の猛暑日に関しては一度も記録していない。東洋経済新報社がまとめた「涼しい市区ランキング」でも北茨城市が堂々1位となった。北茨城市商工観光課の野口郁主任は「風がかなり吹き抜ける地域で山も起伏が激しくないので、吹き抜けて平均して気温が下がっている」と説明した。さらに野口主任がおすすめだという山側にある“ひんやりスポット”である花園神社は街中よりも約2℃、気温が低いという。汗を流さず神社にお参りできるのも魅力の一つだ。この“涼しさ”という魅力にひかれて今月、岐阜県から北茨城市に移住した田中彰さんは「今までは夏は暑くて嫌だなって気持ちが強かった。北茨城市が涼しくて夏も快適。前ほど暑さが憂うつじゃなくなりそう」と話していた。
