福島県の桧原湖で、驚きの光景が撮影された。熊が泳いでいる。泳ぐクマは各地で目撃されている。山口県では、至る所でクマの痕跡がみつかっている。罠にかかり、動物園でひきとられた子グマ。山口県警によると、クマに関する情報は220件以上だ。去年の7倍だ。森林総合研究所の大西さんは、1980年代ごろ、ツキノワグマは、中国地方と紀伊半島で絶滅の恐れがあったという。そのために保護策がとられた。九州地方には1987年を最後に野生のクマがいなくなったという。下関市と北九州市の間には関門海峡がある。その間は650m。クマが泳いでわたることができるのか。簡単に泳ぐことができるという。ただ関門海峡は流れが強い。100年-200年のスパンで考えれば、泳ぎ着くクマが出るかもしれない。