- 出演者
- 田代杏子 長野亮 小山径 柴田拓 佐々生佳典 新井秀和 坂下恵理 長谷川史佳 土田翼
オープニング映像。
早島町が実証実験を始めたのは、ルートやダイヤを定めず、利用者の予約に応じて運行するデマンド型の乗り合いタクシー。実証実験では、利用者が電話やスマートフォンのアプリを使って、町内159の地点から乗り降りを希望する場所や人数を申し込むと、提携先のタクシー会社が乗客9人乗りのワンボックスタイプのタクシーを配車し、AIがはじき出した効率的なルートを回るということ。実証実験は来月28日までで、午前7時~午後5時に運行予定とのこと。
津山市の林田小学校で、三味線や尺八の演奏や銭太鼓などの日本のさまざまな伝統芸能を鑑賞する催しがきのう開かれ、子どもたちが体験しながら楽しんだ。卒業生で津山市を拠点に活動している「舞踊集団宮坂流」の代表・宮坂一樹さんが招かれた。体育館に集まった全校児童およそ230人は「宮坂流」のメンバーによる銭太鼓や傘踊りのほか、全国から集まったプロの演奏家や歌手、合わせて7人による生の舞台を鑑賞した。6年生は宮坂さんの指導を受けて銭太鼓の練習に取り組み、来年2月に予定されている「6年生を送る会」で披露するという。
岩国市にある北河内幼稚園では、近くの商店から地元で採れたまつたけ約1キロが寄付され、きょうの給食で食べることになった。給食づくりには当番の子どもたちも参加。県内のまつたけは例年、この時期に収穫の最盛期を迎える。幼稚園に寄付をした商店によると、ことしは暑さが続いた影響で生育が遅れ、入荷も例年より2週間ほど遅いという。
周南市の動物園にゾウ用の大型の体重計が新たに寄贈され、「計量記念日」のきょう、体重測定が行われた。きょうは重さや長さの基準を規定した法律が施行されたことにちなんで、「計量記念日」と定められている。周南市の徳山動物園に、市内で計量器の製造販売をしている会社からゾウ用の大型の体重計が新たに寄贈され、記念日に合わせてきょう式典が開かれた。これまでの体重計は古くなって壊れてしまい、4本の脚を同時に乗せることができなくなっていた。式典には、近くの幼稚園の子供など80人余とオスのゾウ「ミリンダ」の体重が比較された。
大学生に朝食の大切さや、地元の農産物について知ってもらおうと、今朝、県のブランド米を使ったおにぎりが鳥取大学で提供された。朝食の提供はJA鳥取西部が行った取り組みで、JAの職員が米子市の鳥取大学医学部のキャンパスを訪れ、おにぎり1000個を学生に無料で配布した。おにぎりには県が開発した「星空舞」が使われた。
年賀はがきの販売は、きょうから全国一斉に始まり、鳥取中央郵便局では、販売開始を前にセレモニーが開かれた。鳥取県版の年賀はがきは中国地方最高峰の「大山」の朝焼けや、鳥取市の鳥の「オオルリ」などがデザインされている。午前9時から販売が始まると、訪れた人たちが早速買い求めていた。
人工雪を使ったスキー場がきょう軽井沢町でオープンし、県内外から訪れた人たちがスキーやスノーボードを楽しんでいる。軽井沢町のスキー場では、先月4日から人工雪によるゲレンデづくりに取りかかりきょう、カウントダウンとともに長野県内で最も早く今シーズンの営業を始めた。
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- 軽井沢町(長野)
茅野市の奥蓼科の標高1500メートル付近にある御射鹿池は、東山魁夷の代表作「緑響く」のモチーフになった場所として知られている。池のほとりのカラマツは、例年より遅い先月中旬から色づき始めたが、次第に黄葉が深まり、いま、見ごろを迎えている。静かな水面には、鏡のようにカラマツが映し出され、県内外から散策に訪れた多くの観光客が幻想的な風景を楽しんでいた。御射鹿池の黄葉は来週いっぱいまで楽しめるという。
りんごの生産量が日本一の青森県で、最も多く生産されている主力品種「ふじ」の収穫が始まっている。「ふじ」は青森県のりんご生産量のおよそ半数を占める主力品種。平川市広船のりんご生産者、外川孝昌さんはおよそ2ヘクタールの農園でふじを育てている。このうち実に袋をかけずに栽培する「サンふじ」と呼ばれるりんごの収穫が始まっている。外川さんによると、ことしは前の年の猛暑の影響などで実の数が少ないため収穫量は例年より少ないという。
地域全体で防災意識を高めようと、きのう、中泊町の中学生が地域の人たちと合同で防災訓練を行い、災害への備えを確認した。防災訓練は毎年この時期に行っていて、ことしは中泊町小泊地区にある小中一貫校の「こどまり学園」で、中学1年の生徒と住民、あわせて70人が参加して行わた。町が備蓄している段ボールベッドを組み立てて寝心地を確かめたり、電気ショックで心臓の動きを正常に戻す「AED」の使い方を人形を相手に実践した。
きょう自転車に関する法律が変わり携帯電話を操作しながら運転するいわゆる「ながら運転」などの罰則が強化されたことを受けて、警察が県内各地で一斉に指導や取締りを行っている。きょうは、県内のおよそ100か所で指導や取締りが行われている。福岡市城南区の交差点では警察官がDJポリスとして街頭に立ち、スマホを操作しながらの運転が危険であることや、酒を飲んだら運転しないことを呼びかけていた。きょうから施行された改正道路交通法では、自転車に乗りながら携帯電話を操作する「ながら運転」が禁止され、違反した場合は6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が科される。また、これまで罰則の対象外だった自転車の「酒気帯び運転」は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。
全国の天気予報を伝えた。
和歌山・田辺市にある産直市場。売り上げを伸ばしている農家が多い。売り上げが8倍になったというみかん農家・栗生洋平さんは5年前から今の直売所に出荷している。この直売所では店舗数を31に拡大。農家が最寄りの店舗に持ち込むと岡山を中心に大阪や奈良などほかの店舗に出荷できるようになった。中間マージンが少なく利益率が高いという直売所の良さはそのままに農家が出荷量を増やし売り上げを伸ばせる仕組みになっている。
NHKのアーカイブス映像できょうの出来事を振り返る。11月1日は日本で初めて西洋式灯台が着工された日を記念する「灯台記念日」。全国各地の灯台で様々な催しが行われる。神奈川県三浦市「城ヶ島灯台」は、横須賀製鉄所の建設のために来日したフランス人技師・ヴェルニーが、明治初期に設計した日本で5番目の洋式灯台。関東大震災後に再建され、東京湾の出入り口を照らし続けた。初点灯から120周年を迎えるのを記念し、この日24年ぶりに公開された。家族連れなど300人余りが灯台に上り、三崎港、城ヶ島の景色を楽しんだ。晴れた日には伊豆大島、富士山まで見える。撮影:平成2年。
平成7年11月1日、東京・新橋から東京湾・お台場など臨海副都心を結ぶ、新交通システム「ゆりかもめ」が営業運転を始めた。ゆりかもめはコンピューターによる無人運転で、コンクリートの走行路の上をゴムのタイヤで走るため振動、騒音が少ないのが特徴。開業当初は臨海副都心への企業進出が進まず心配されたが、お台場が観光スポットとなり沿線に大規模なイベント施設が出来ると、次第に乗客も増えた。1995年11月1日の映像。
平成11年11月1日、35年に渡って台風の観測などを続けて来た富士山レーダーが観測業務を終えた。富士山レーダーは最後最大の犠牲者を出した昭和34年の伊勢湾台風をきっかけに、台風の位置、勢力をより正確につかもうと建設された。標高3776メートルの富士山頂での観測は一般レーダーの2倍、800キロ先の厚い雨雲までキャッチでき、台風の進路予測の精度は各段に上がった。昭和52年、気象衛星ひまわりが打ち上げられてから、台風観測の主役はひまわりに移った。この日、役目を終えた富士山レーダーは解体され、麓の富士吉田市に寄付された。現在、富士レーダードーム館として一般公開されている。撮影:昭和39年/平成13年。
小山さんは「富士山レーダー本当に命を守るために設置された。これ設置するの大変だったんですよね」などとコメントした。今日伝えた映像はNHKアーカイブスからも見ることができる。
沖縄の言葉「やちむん」とは、琉球王国時代から受け継がれている焼物。色、質感が特徴の焼物。やちむんを制作する窯元が少なくなる中、それぞれの思いで守っていく人たちを取材した。那覇市の繁華街から1本道を入ると、石畳の道「やちむん通り」が広がる。40以上の店が並び、やちむん散策を楽しめる。やちむんの体験を楽しめるカフェでは、沖縄の伝統茶「ぶくぶく茶」を味わえる。やちむんの茶碗に入れられたぶくぶく茶は、白米で作った泡の下に、玄米のお茶「ぶくぶく茶」が入っている。やちむんは絵付け、線彫りなどの飾りつけの技法が多く、肌触りにも特徴がある。琉球王国時代、各地の窯元を首里城近くの壺屋に集めたことで、やちむんの拠点となった。海外は日本本土との交流から様々な装飾の技法が伝わり、独自のやちむん文化が発展した現在、やちむん通りの窯元ではそれぞれに伝統の技法を守り続けている。取材した老舗窯元の池野幸雄さんは元々サラリーマンだったが、亡くなった義理の兄の跡を継いだ。陶器に鮮やかな赤を飾り付ける赤絵の技法が特徴。池野さんは義理の兄が残した赤絵の顔料、釉薬が書かれた手帳をもとに、窯元の歴史を引き継いでいこうとした。この道に進んでおよそ20年、ようやく周りが認めてくれるようになった。300年以上続く窯元の高江洲若菜さんは伝統を守るために、あえて新たな技法に取り組んでいる。20人ほどの職人が制作にあたり、高江洲さんはその経営を担っている。この窯元を代表する技法は、下絵なしで線を彫る線彫り。しかし今はこれだけではなく、表現の幅を広げる挑戦を続けている。若い世代にも手に取ってもらえるようなデザイン性を重視した多面カップを制作。3Dプリンターで作られた型は石膏でかたどられ、枠を作る。そこに土を流し込み20分程度待つと、一つずつ職人の技によって原型が完成。新しい技法は周りからの反対もあった。高江洲さんはそこにやちむんの可能性を見出そうとした。やちむんは伝統も、新しさもある。やちむん通りでは絵付け、ろくろ体験などやちむん作りを楽しめる工房もある。高江洲さんは客のターゲットを絞った店づくりを行っている。