埼玉・川口でベーゴマが子どもたちの間でちょっとしたブームとなっている。川口市立郷土資料館に設けられたベーゴマの遊び場。土日にもなると2,30人の子どもたちが集う。遊び場を設置したのは郷土資料館職員の井出さんで、子どもたちの熱気に驚いている。川口は「鋳物の街」として知られ、かつては市内の多くの鋳物工場で、あまった金属を使ってベーゴマが作られていたというが、いまでは市内でベーゴマを作っているのは一軒だけ。鋳物の街の歴史を伝えたいと、井手さんは遊び場を作った。
いつもこの場所で真剣勝負を繰り広げている小学6年生の3人組。角付け、コントロール力、デコレーションと、それぞれが特技を身に着けている。
いつもこの場所で真剣勝負を繰り広げている小学6年生の3人組。角付け、コントロール力、デコレーションと、それぞれが特技を身に着けている。