竹内さんはエコノミークラス症候群以外の予防として肺炎予防の口腔ケアも積極的に行われたと話した。笠岡さんが教えてくれた災害関連死を防ぐためのポイントは「トイレ」「キッチン」「ベッド」「バス」だった。竹内さんが熊本地震の経験から考案した避難所初動運営キットを紹介。授乳室や女性トイレのプレートがあった。竹内さんは人が入る前に気づきにつながる、最初から決まっていたら入ることは少ないと説明した。熊本地震では靴を履いたまま避難所に入る人が多かったといい、土足厳禁などのプレートもあった。このキットは熊本県内約1000カ所に配備されている。