あさっての広島原爆の日を前に原爆の被害を受けながらも現在も走り続けている「被爆電車」に子どもたちが乗って被爆者から証言を聞く催しが、広島・広島市で開かれた。広島を走る被爆電車は、原爆で被害を受けたあと修理され、今も現役で走り続けている。広島市内の小中学生とその保護者、約100人が参加し中学3年生のときに爆心地から約1キロの地点で被爆した男性の証言を聞いた。子どもたちにそして「たくさんの命を奪う核兵器は恐ろしいもの。一人一人の人間の命は掛けがえのないものなので自分と周りの人を大切にして生きてください」と訴えかけた。