3日後に東京都議会議員選挙の投開票が行われ、夏の参議院選挙も迫っている。「ディープフェイクは見分けられる?」について慶応大学の水谷瑛嗣郎准教授に聞いた。ディープフェイクとは生成AIを使った見分けがつきにくい高度な加工動画とか画像のこと。アメリカ大統領選でも問題視された。以前は高価なツールであり知識が必要だったが、ディープフェイクが急速に普及することはないとされていたが、生成AIの急速な普及によって政治的な目的や収益を得るためにセンセーショナルな動画を作って流したり、そういう意図を持った人たちが気軽に使えるようになり広がったという。ディープフェイクは日本でも増えるのか?偽情報のリスクを増幅させるツールとして使われる可能性がある、陰謀論や偽情報のある種補強材料として使われる可能性があり得るという。ディープフェイクは選挙にどう影響する?本物と区別がつかないようなものでだまされたりして、選挙の投票先や党派性も含めた信念を強めてしまう可能性はあるとした。有権者は冷静に今のソーシャルメディアの空間を受け止めながら選挙に臨むのが重要、私はだまされないという心構えはやめたほうがいい、見抜けるないかもしれないというのを頭の片隅に置いておいた方がいいとした。