今月、日本航空の社長に就任した客室乗務員出身の鳥取三津子社長が単独取材に応じた。1985年に旧東亜国内空港に入社し、客室乗務員を務め、機体の内装やサービスを決める責任者を担った。女性としても、客室乗務員出身としても初めての日本航空の社長で、世界のメディアからも注目されている。結果を出すために自らの経験をもとに、乗客が求めていることを重視すると強調する。1月には羽田空港で日本航空機と海保機が衝突したが、訓練された客室乗務員の誘導もあり、乗客の死者は0人だった。一方、米国では航空機メーカー、ボーイングが作った飛行機のドアが吹き飛ぶなど安全安心が揺らぐ事態。日本航空は先月、エアバスとボーイングから低燃費が売りの新型機を合計42機、購入すると発表した。2社と付き合い、リスク分散も図るが、攻めの狙いも。この新型機を投入することで、2030年度に国際線を1.4倍に拡大する計画。北米に加え、今は2地点のインドや未開拓のアフリカも新たな路線の有力候補と見ている。鳥取社長は「まだまだ、インドやアフリカ、(競合が少ない)ホワイトスポット的な地点はたくさんある」などと述べた。
住所: 千葉県成田市古込字古込1-1
URL: http://www.narita-airport.jp/jp/
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