川が氾濫したという想定の水防訓練の会場で、注目を集めていたのがドローン防災航空隊。メンバーは高校生で構成。その名も「Kakegawa Ballon Flower’s」。航空隊は、2年前に設立。高校生たちは夏休みを利用し、国の飛行許可申請に必要な訓練を受けた。高校生は「興味のあるドローンが市のためや災害のときに役立つことに魅力を感じて自分もやってみたかった」「隊員になったら市にも協力できる」と話す。この日行われた訓練では、ドローンを上空80mに飛ばし、約1キロ離れた避難所周辺の状況を撮影。災害現場の正確な被害状況を把握するために重要なドローン。ドローンは、いつも高校に置かれ、災害が起きた際にはメンバーがすぐに持ち出し撮影可能。メンバーはすでに災害現場で活躍中。「ドローン隊の活動をいろんな人に知ってもらって高校生の代表として市民のみなさんに頼られる存在になりたい」と話した。