佐賀県を訪問中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは伝統工芸の和紙の手すきを体験された。午後3時過ぎ、愛子さまは佐賀市内の山あいにある和紙の工房を訪問された。300年の伝統の持つ「名尾手すき和紙」の工房は3年前の豪雨により被災している。愛子さまはアームカバーを付けて実際に紙すきを体験された。愛子さまは、桁と呼ばれる木枠をそっと揺らし、「緊張します」「上の部分が薄くなっていますよね?」などと試行錯誤しながら真剣な表情で2枚の和紙をすかれた。また、復興後、様々な製品作りに取り組んでいる職人に「和紙の新たな可能性を感じました」と伝えられた。きのうの字幕放送で愛子さまのニュースを伝えた際に一部誤りがあったことをお詫びした。