参議院選挙は選挙戦最終日。各党の党首らは、全国各地で有権者に最後の訴えを行った。自民党の石破首相は宮城県仙台市で演説し、「消費税は医療・年金・介護・子育てのために使わなければならない大切な財源。私たちは未来に責任を持つ」などと語った。立憲民主党の野田代表は新潟市で「ガソリン税の暫定税率を廃止すべきではないか。いつまで暫定が続くのか」などと訴えた。日本維新の会の吉村代表は新宿区で「社会保険料を下げる改革は絶対必要なこと。高すぎる」などと語った。国民民主党の玉木代表は福岡市で「配ってやろうじゃなくて、皆さんの懐に残す税金の集め方、配り方にこの選挙を通じて変えていきたい」などと語った。公明党の斉藤代表は埼玉県上尾市で「安心して暮らせる日本をつくるためにも、今ここで与党側が踏ん張らないといけない」などと語った。れいわ新選組の山本代表は宮崎市で「今必要なことはみんなの使えるお金を増やすこと。大胆にやるならば消費税の廃止以外ない」などと語った。共産党の田村委員長は埼玉県越谷市で「大企業にため込まれている内部留保の一部に税金をかけて中小企業への賃投げ支援に回して、働く人みんなの賃上げをやっていく」などと語った。参政党の神谷代表は横浜市で「みんなで力を合わせて日本を守りたい、良くしたいという思いでつくったのが参政党」などと語った。日本保守党の有本事務総長は豊島区で「自民党、公明党の政権を直ちにぶっ壊して、この不名誉な失われた30年を終わらせる」などと語った。社民党の福島党首は中野区で「国会の中に憲法を守りいかすという社民党を、どうか残してほしい」などと語った。このほかNHK党・再生の道・チームみらいなどは選挙区と比例代表に候補者を擁立している。期日前投票は原則きょう午後8時まで受け付けている。あすの投票日は一部の地域を除いて午前7時から午後8時まで投票できる。