女子サッカー・なでしこリーグ1部に昇格して1年目のヴィアマテラス宮崎。今シーズンの平均観客数がリーグ平均の3倍近くに上り、いま、注目を集めている。選手は地域活性化に取り組む地域おこし協力隊として移住し、町からチームの営業活動のほか、ピッチの草刈りや試合を行う広場の管理など、関連する仕事を請け負っている。ほかにも地域住民と野菜を作ったり、お祭りを企画するなど、地域活性化を通して町民との距離を縮めながらチームの認知度を高めている。齊藤夕眞選手は、去年任期が切れ移籍のオファーもあったが町に貢献したいとチームに残った。齊藤夕眞選手は、障害のある人たちが働く事業所の指導員になった。チームは開幕から7連勝で首位。地域とともにWEリーグ参入を目指す。