連合・芳野会長はきょう県庁を訪れ、能登半島地震で全国から寄せられた義援金2000万円の目録を新田知事に手渡した。このあと富山市内で記者会見した芳野会長は能登半島地震について「もっとボランティアが現地に入りできることからやっていくことが必要では」と述べ、連合本部として被災者のニーズを把握したうえで支援を強化していく考えを示した。また、ことしの春闘で高い水準での賃上げが相次いで実現していることについて「この流れを1年で終わることなく来年以降もつなげていきたい。地方の中小、小規模事業所や非正規雇用の労働者の底上げがどのくらいできるのかがポイントで価格転嫁をより実効性のあるものにするために力を入れていきたい」と述べた。